ホテルで目を覚ましたのは午前5時。昨晩はあまりの筋肉痛にマッサージをお願いして6時間の安眠。少し体力も回復したようです。
天気予報をチェックすると、大雨の予報だったのが曇りになっています。であれば、行かざるを得ませんね😎
宮島へは宮島口から連絡船で渡るのが一般的なようですが、広島市内の平和公園から出る高速フェリーを利用しました。往復料金もそんなに高くなく、時間は大幅に節約できます。朝8時半の第1便に乗って宮島に9時15分到着。
宮島に来たのは2回目です。グループで活動していたときに、エネルギーワークのため十数年前に来たことがあります。厳島神社で不成仏霊を成仏させ、弥山で新しい時代のエネルギーを取り込む、というようなものでしたが、当時の私は、メインの術者ではなく「金魚のフン(その他大勢)」でしたので、それほどの実感もありませんでした。今回はどうかなぁ。
厳島神社は対象ではないので、すぐに弥山に登ります。桟橋からタクシーで紅葉谷ロープウェー乗り場へ。女性の運転手によると、宮島の94%は原生林のままなのだとか。整備された道以外は行くな、ということですね、ハイ。
ロープウェーを乗り継いで獅子岩(山頂)駅に到着。先ほどまで雨が降っていたのか、地面が濡れています。ここから弥山まで15分程。
(獅子岩駅から見た弥山)
ややアップダウンのある整備された道を歩きます。筋肉痛がハンパじゃない。途中に弥山本堂なる社がありまして、その昔、空海が100日間に及ぶ「虚空蔵求問持法」(こくうぞうぐもんじほう)という修法を行った場所だそうで、江戸時代は「求問持堂」(ぐもんじどう)と呼ばれていたそうです。現在の建物は20年ほど前に改修されたものだとか。一応、空海さんに敬意を表してお参りし、新しい時代のエネルギーを通します。
恋人の聖地というキャンペーン中の「霊火堂」(1200年間、護摩の火が消えないところから)、三鬼堂などはスルー。エネルギー的にはロクでもないですが、最近、少し賢くなったので、イチイチ関わらないことにしました。
三鬼堂脇の階段を上って頂上へと向かいます。くぐり岩を抜け、頂上の岩場に到着。
(くぐり岩)
大きな岩がたくさん配置されています。パッと見て、これが自然にできたとは思わないでしょう。(頂上の巨石群;右側はワークの場所)
普段なら観光客で混雑している場所なのでしょうが、朝一番で登ってきたので、誰もいない独り占め状態です。適当な場所を見つけて、しばしエネルギーワーク。最近、エネルギーの通りが良くなったような気がします。
一応、展望台もあるので、上ってみます。曇りですが、瀬戸内海の島々が一望できます。ノルウェーのフィヨルドにも行ったことがありますが、内海に島々がたくさんあるという絵のような光景は、全体が世界遺産ですね。
(展望台から見た頂上付近と瀬戸内海)
ここで11時。帰りの船は14時の予約ですから、まだもう少し余裕があります。以前から気になっていたのは「奥の院」。前回は立ち寄りませんでした。観光案内図によると片道30分と書いてありますので、とりあえずそちら方面に向かってみます。しかし途中の仁王門への道がかなりの急勾配の下り。下りも筋肉痛にこたえますが、帰りはこれを登らなければならない。
どうしようか躊躇していると、道を掃除している若いお坊さんがいたので、奥の院への道の様子を聞いてみます。「仁王門から左に折れて15分程度です。道はそれほど整備されていませんが、必ず同じ道を戻ってください」。意外に近いので行ってみるか。もちろん整備された道以外は通りませんよ😩
まず仁王門まで到着。かなり立派な門で、ロープウェーが敷設されるまでは、こちらから登るのが正式なルートだったのでしょうね。
そこから左に折れて、奥の院への道をドンドン下っていきます。
普通、「奥の院」というのは本殿からさらに上った裏山などにあるものですが、弥山の奥の院は下ります。それにつれて、だんだんとエネルギーが落ちてきます。なんか、相当嫌な雰囲気。
仁王門から15分程で確かに「奥の院」らしきところに到着。なんじゃ、この場所は!
三途の川を越えたところにある「賽の河原」そのまま。谷あいの盆地のような少しひらけたところに、たくさんの墓標のような小さい地蔵があり、何故か草木もあまり生えていません。地縛霊やネガティブの巣窟のような場です。
アチャーと思いつつ、ここに来たのも何かの縁、とエネルギーワークを始めようと敷地に一歩足を踏み入れた瞬間、上から大量のエネルギーが通ります。
えっ、こんなところでなぜ?
実は、エネルギーが良いのではなく、ネガティブに取り憑かれないよう防御してくれたようです。
本堂に到着するまでに3回エネルギーワークを行い、本堂前でも2回やり、さらに戻って山や自然霊に対して1回、隅のほうに巣くっている変なエネルギーに対して1回と、かなりの回数をこなしました。
これだけ同じ場所でやるのは珍しいことです。それぐらいネガティブってことでしょうか。しかし今回は、いろいろと学習したので「除霊」を行うのではなく、光(愛)のエネルギーを通すことだけに集中しました(さすがに本堂では「お祓い」をしました)。たぶん感謝されることはあっても、取り憑かれることはないでしょう😇
一般の参拝路から外れ、薄気味悪く眺望もない場所なので、観光客はもちろん誰もいませんでしたが、こんな奥の院をなぜ祀っているのか? と聞いてみると、その昔、霊力のある人が不浄な霊存在をまとめて押し込めたのだとか。
力で捻じ伏せたのでしょうね。地縛霊を解放するためには、実際に足を運ばないといけないので、手間がかかります。
何はともあれ、弥山、奥の院は一段落。下山もロープウェー利用で、紅葉谷公園を散策のあと、厳島神社を覗きに行きましたが、あまりの人混みに、写真だけ撮って帰りました。
おつかれさま~😎
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