執着

つぶやき

あの人は金に汚い、地位に恋々としている、自分の考えにこだわっているなど、「執着」を表す言葉はたくさんありますが、いずれも良い意味では使われません。スピリチュアル世界でも昔から評判は良くないようで、執着から離れることが悟りへの第一歩と言われたりします。
そもそも執着とは何でしょうか。なにか「悪い」ものなのでしょうか😩

執着を理解するためには、まず、エネルギー(波動)の話をしなければなりません。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、実は、宇宙のあらゆる事象は、波動で成り立っています。身の回りにある物質、分子、原子もすべて一種の波動ですし、それを認識する我々の肉体、細胞、遺伝子も波動で成り立っています。感情や思考は、もともと目に見えないので「エネルギー(波動)である」といってもそれほど驚かないでしょう。
波動は、我々が知っている音階と同じように、同じもの、または同種の系列にあるもの(オクターブなど)は共鳴しますが、それ以外は共振しません。波動である肉体、感情、思考などにとって、共振しないという状態は、その対象が「存在していない」のと同じことになってしまいます。

3次元の我々が霊界の存在や宇宙人を認識できない、というのはこのような原理です。また、感情や考え方についても同じことで、自分の波動と合っていれば共感できますが、かけ離れていると全く理解できません。つまりいろいろな波動がすぐ近くにあっても全く気付かず、自分の共感できる世界のなかだけで生きている、というのが本来のわれわれなのです。

しかしこの状態は居心地は良いものの、認識できる世界(波動の幅、種類)がなかなか拡がらないので、結果的に意識の進化、拡大がゆるやかになってしまいます。

そこで、宇宙は、意識統合という目標に向けて、意識の進化,拡大を加速させることにしました。何で急に「意識統合」という目標が出てくるのかって?

少し難しい「方便」なので、読み飛ばしてもらっても結構ですが😅、もともと宇宙は均一な一つの存在でした。その宇宙自身が「自分とはなにか」を知るために、無数の分離した意識を作り出し、それらがあらゆる波動を経験して最終的に統合されることによって、自分自身が何者かを知る、というプロセスを始めたのです。だから宇宙には、「自分とは何か」を知りたいという根源的な欲求と、分離したものが統合するという大きな流れがあるのです。

話を戻して、意識の進化、拡大を加速させるために選ばれたのが、地球という惑星です。地球の3次元世界では、本来、波動が異なり互いに認識できないような存在同士も、肉体というツールを使うことによって、相手を認識できるようになりました。肉体に入るときに高次元の履歴を忘れてしまう、という副作用はあるのですが、別の波動を経験するという意味では、かえって役に立ちました。
意識の拡大という観点からは、いろいろな波動から来た存在たちが3次元世界で作り出すさまざまな波動(思考、感情、事象)について、一度触れて理解してしまえば用は足りるのですが、それぞれの体験がもとの自分にはないもので、異国情緒満点、刺激満載だったので、いろんな意味でハマってしまう存在が続出しました😁 これが「執着」という状態です。

執着にはいろいろな種類があります。

誰でもすぐに分かるのは、酒、異性、ギャンブルなどですが、これ以外にも金銭、財産、宝石類などの3次元的な価値(所有欲)、宗教、政治信条などの「あるべき論」、不安、恐怖、絶望などネガティブな感情に支配された意識状態もあります。
エネルギー的にみると、ある波動に触れて自分のエネルギー体が強く反応すると、その振動が自分のエネルギーの中に残ります。それを自分の意思で強化する(好きだ、楽しい、正しい)場合、または自分の意思とは反対に強化されてしまう(嫌いだ、逃げたい、認めない)場合、その波動と共鳴する体験が何度も繰り返され、波動がさらに強まる、という状態になります。少し不思議に思われるかもしれませんが、好き嫌いどちらでも、自分が関心、興味を持つ状態はエネルギーが投入されるので波動が強化されてしまうのです。

つまり、執着とは、エネルギー的にはある一定の継続した状態を指しているだけで、良い、悪いということではありません(もともと、あらゆることに善悪はなく、それに意味を与えているのはわれわれ自身です)。
ただ、地球の3次元世界に入ってきた目的から考えると、いつまでも同じ波動にハマっていたのでは、ほかの波動を経験する機会に恵まれません。また、統合に向かうという観点からは、執着が強いとほかの波動を受け入れられません。永続的な意識の進化・拡大を上向きのらせん状の軌跡だとイメージすれば、そのどこかで停滞してしまう、というのが執着なのです。

少し現実的な話をすれば、酒やパチンコにハマっている人に、どんな親切なアドバイスをしてもなかなか耳を貸してもらえません。また、執着の結果、本人が筆舌に尽くしがたい辛い体験をしたとしても、自分の波動がそれに共鳴している限りその状態から逃れることはできません。刺激の強い、粗い波動は、完全に飽きるまで(憑き物が落ちるまで)経験しないと脱出できない場合が多いのです。
意識進化の初期段階においては、このような「通過儀礼」がたくさんあります。しかし、宇宙には無限の時間がありますから、時間を費やしたからといって叱られるわけではありません。逆に納得するまで体験して「免疫」をつけることも重要なのです。何かにハマった経験を持っていれば、それを応用して、別の刺激的な波動からはすぐに脱出できるかもしれませんから😎

最近、「生きづらい」という言葉が共感を呼んで流行しているようですが、この地球は、自分とは合わない波動を持った存在がたくさんいて、経験したことのない刺激的な波動が色とりどりに存在する振幅の大きい世界です。だから自分にとって生きづらいのはむしろ当たり前なのです。

皆さんは、この荒波を乗り越えて高い次元の意識統合を目指そうと3次元世界に飛び込んできたのですから、それぞれが志の高い勇気のある魂なのですが、それに見合った苦労はつきもの、というところですね😁

わたしもいつの日か、ネガティブな波動にまったく動揺することなく、あらゆる存在を許容し、あふれる愛と光で満たされた「おとなの宇宙人」になれる日を夢見て、このブログを書いています♪

 

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