青森・秋田編(その2)

青森・秋田編

今日の目的地は、大石神ピラミッドと黒又山。8時30分に宿を出て、大石神ピラミッドに向かいます。ドライブは約1時間。ホテルを出るときは晴れ間も見えていたのですが、十和田湖の外輪山を越えるあたりで、低い雲のなかに入ったのか、霧雨となりました。またもやナビは当てにならず、google頼みで向かいます。本道から外れ、かろうじて舗装してある細い道を登っていくと、大石神ピラミッドの案内板と鳥居が見えました。


案内板によると昭和10年にピラミッドと認定された太陽石、方位石、星座石、鏡石などの巨石群は「エジプトのピラミッドより古い数万年前のもの」とのことです。なかでも、鏡石はもともとその場に直立し、岩の表面にはヲシテ文字が書かれていたそうですが、安政4年7月の強い地震で倒れてしまったらしいです。


岐阜、富山と同じで、地球のエネルギーグリッド(結節点)にこのような巨石を配置して、エネルギー源として使っていたのでしょうね。太陽石と鏡石の前でエネルギーワーク。ここもスッと終わります。余計な波動が溜まっていないのでしょう(^^♪
今まで行った山、巨石でいうと、尖山、位山、靄山、皆神山はピラミッドとして「人工的」に造られたもの、天柱石、金山巨石群、大石神の巨石は、地球のグリッド地点に巨石を持ってきたもののようです。用途が違ったのでしょうね。
ところで、案内板によると、本来の大石神ピラミッドといか「山」は、この巨石が置いてあるところから、さらに600mほど未舗装の道を登ったところに登山道入口があり、そこから15分程で頂上に到着するとのこと。未舗装の泥道を車でソロソロと進みますが、結局、登山道の入口で断念。巨石のエネルギーワークが終わったとき、ここはもういいよ、というサインがあったことと、登山道がクマザサに覆われて道もハッキリわからず、実際に登ると滑ったり、転んだりして大変なことになりそうだったので、断念しました(^^♪ もう少し天気が良ければ、実際に登って、頂上からの眺めと巨石のエネルギーを味わえたのですが。

その代わりといってはなんですが、またもや「ちょっと寄ってみたら」というアドバイスもあり、大石神ピラミッドと同じ新郷村(しんごうむら)にある「キリストの里公園」に向かいます。あのイエス・キリストの墓があるらしいのです。キリストの里公園には10分程で到着。


キリストの墓と、キリストの弟イスキリの墓が並んでいます。説明板によると、もともとキリストは日本で学び、ユダヤに帰って教えを説いたが人々に理解されず処刑されそうになったので、イスキリが身代わりとなり、キリストは艱難辛苦の旅を経て再び日本に帰り106歳の寿命を全うした、と書いてあります。(地名の戸来もヘブライからきているらしい)う~ん、初耳!


でも、「大日月神示」にも同じような記述があったなぁ。もしこれが事実ならキリスト教徒は全員ビックリ仰天!!兎にも角にも、まずはお墓にお参り。

右側がキリスト、左側がイスキリの墓です。どんなものか、と墓の結界の中にはいったとき、これまたすごいエネルギーが下りてきました。え~っ!キリストの墓って、本当の話なの?
並みの神社、パワースポットの比ではありません。今まで誰かこのエネルギーの話をしていたかなぁ?でも、これも何かの縁、本当に心地よい波動だったのでしばらく瞑想し、今後もサポートしてもらえるようにお願いしました。イエスが属していた高次元の意識集団のようでした。
何かエネルギーワークをすると、おまけがひとつずつ与えられているような気がします。犬じゃぁないんだからね、と思いつつ、文句をいう筋合いでもないので、ご縁をありがたく頂戴いたします。

ぶらり旅でのチマチマしたことなど、やってもやらなくても、宇宙や地球のシナリオには何の影響もないのでしょうが、「私」の人生シナリオには大事な要素なのだと思います。数万年にわたるすべての地球転生のエネルギー的統合なのかも。

次の目的地は黒又山。ここはもともと軽い扱いです。いつの間にか天気も良くなり、陽射しが暑く感じられます。お昼どきになったので、黒又山に行く前に、近くの大湯環状列石という遺跡に立ち寄ります。何か食べるところでもないかと思ったのですが、なにもなし。観光客も地元の親子連れが2,3組のみ。
「環状列石」とは聞きなれない言葉ですが、要はストーンサークルです。その昔、イギリスのエネルギーワークに行ったとき、ストーンヘンジに立ち寄りましたが、規模はその何分の一という感じのミニチュア版です。ぶらぶらと散歩しがてらエネルギーを感じてみますが、三内丸山遺跡と違って何も感じません。ご縁がないところなのでしょう。しかし、遺跡の周囲に電線が張り巡らされていて「触れないよう注意!」となっているのが気になります。2年ほど前に近くでクマが出たらしい。資料館に立ち寄って地元の人に聞くと、今年も近くのあちらこちらで目撃されているとか。
「山には入らないほうがいいですか?」と念のために聞くと、コイツナニ言ってんだ?という顔で「一人では絶対にやめたほうがいいよ」と東北弁で答えてくれました。食欲も黒又山に行く気も一気に失せてきます。

しかし、黒又山という名前はついていても、人里のすぐそばの裏山のようなところだし、せっかくここまで来たのに敵前逃亡は卑怯(敵でもないが)ということで、まずは行ってみるか。
google頼りに2kmほど進むと、何軒かの住宅のすぐそばのこんもりした山のふもとに本宮神社の鳥居が立っています。鳥居の横に車を停めて様子を窺います。参道も整備されているし、クマの姿も見えないので(当たり前)、大丈夫!と心を奮い立たせて登ってみます。

10分程で山頂の拝殿に到着。もとはお寺だったそうで、特に何のエネルギーも感じませんが、一応、ワークを行います。でも瞑想しようとすると、クマのイメージが膨らむので、長居は禁物とすぐに退散しました。

ここで時計を見ると、飛行機の時間まで4時間以上余っている。今から空港に行ってもすることもないし・・・・そうだ!岩木山に行こう!青森では一番の霊山と言われているじゃないか!
調べると往復3時間半程度なので、十分間に合いそうです。本来のエネルギーワークなら、ピラミッドである岩木山に登って頂上近くで行うところですが、時間的余裕がないので岩木山神社へのお参りで済ませるつもり。ですが、こういう思いつきは、だいたいが良くない。

岩木山神社前の駐車場に車を停めて、立派な鳥居をいくつもくぐって、参道を登ります。拝殿にお参り。う~ん、ちょっとネガティブな波動が・・・・
拝殿には16時までご祈祷を受け付けています、と書いてあります。いま、15時45分。拝殿のなかで対決するのも大変だし、賽銭箱の手前から済ませることにします。
サポートをお願いして、「祓い給え、清め給え、守り給え、導き給え・・・・・」
こちらはネガティブ存在を払うつもりで小さな声でやったのですが、拝殿のなかに神社の人がいたらしく、わざとらしい咳払いが聞こえます。そりゃそうですよね、普通は宮司が祓うほうで、参拝に来た人が社殿に向かって祓うなんて聞いたことがない(^^♪
でも用は済ませたので、そそくさと神社を後にして空港に向かいます。1時間前には空港に到着してレンタカーを返しメデタシ、メデタシのはずだったのですが・・・・・

帰京してから2,3日ずっと調子が良くない。頭も体も重いし、休みの日に運動する気にもならない。そういえばオラクルカードを引いたら3日連続同じ「浄化」のカードが出たなぁ。フィットネスクラブの浴槽に浸かってボーっとしていると、急に頭の中で「たいへん、急いで!」と騒ぎが聞こえます。「すぐに浄化しなさい!」
えっ浄化? カードも何枚ももらいましたけど、何かそんな悪いことしましたっけ?
すると岩木山神社がイメージアップ。やっと気が付きました。神社を追い払われたネガティブちゃんが憑いてきたのです。ウッカリしていたなぁ。結構、手強いので一般的な浄化ではダメらしい。

仕方がないので湯舟に浸かりながら、ご指導を仰ぎます。自分のエネルギー体を筒のようにイメージして、そのなかに見える黒いシミ、つまり岩木山神社のネガティブエネルギーを宇宙からの光の渦のエネルギーで「うずしお」のように洗い流してガイアに受け止めてもらいます。1回では終わらず、数回やってようやく一息つきました。
「触らぬ神に祟りなし」とはこのことだったんですね(^^♪

でもお陰様で「洗浄能力パワーアップ」!

転んでもただでは起きません♪

(青森・秋田編 完)

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