GWが終わって休み疲れの方もいらっしゃるのでしょうか。それとも夏休みが待ち遠しい? わたしは、サンデー毎日なので、疲れ知らずです!
今日のテーマは「魂」ですが、魂とは何かを考えるプロセスを通じて、探求の意味、自分自身の体験の重要性について、気づく切っ掛けになれば良いかな、と思います。
■「魂」という言葉の曖昧さ
「魂」という言葉が何を意味するのか、百人に聞けば百通りの答えがあり、一致した意見はない、と言ってよいでしょう。幾つかの主要な考え方を並べてみます(もちろん、これ以外にも、無数のバリエーション、考え方があります)。
【1】魂(ハイヤーセルフ)とは我々の上位に位置付けられる意識で、我々が輪廻転生を通じて十分に成長したとき、その成果を携えて魂に戻り、魂も十分に成長したら上位のステージ(次元)に移行する。
【2】魂は無数の側面を同時に無数の世界に転生させており、その体験によって無限に成長を遂げる(潜在可能性が顕在化する)。
【3】どのような存在形態を選ぶかは自由意思による。人間という形態も、その自由意思によって選択し、転生してきたもの。何が上位、何が下位という概念はない。「魂」も自分の定義次第。
【4】魂は存在しない。単なる幻想にすぎない。
【1】は最も素人分かりする考え方かもしれませんが、実は、このような教えを説いている解脱者や古典的宗教の創始者は(私の知る限り)存在しません。輪廻転生は仏教の教えじゃないの? と思うかもしれませんが、ブッダは「私」のような明確なアイデンティティは存在しない、と言い切っています。
【2】や【3】は、最近のチャネリング情報、宇宙人のメッセージに目立つものです。例えば下記の動画(バシャール)↓

【4】は、いわゆる非二元的な考え方です。「わたし」が存在しないのと同様、魂も存在しない、そんなものは単なる心と思考の産物であり幻想だ!(笑)
以上のパターンは、それぞれが全くバラバラで互いに矛盾しているように思えますが、ひとつだけ共通点があります。それはいずれも「魂」が3次元現実には存在しない、としていることです。
つまり、実際に五感を使って「共通の客観的な事実」として体験したり、「科学的、合理的な方法で検証」したりすることはできない、ということを意味しています。(このセンテンスで「 」を用いているのは、それ自体も思い込みかもしれない、ということを言おうとしています😅)
従って、魂がどんなものかは、自分自身で体験するか、誰かの説を信じるか、のどちらかしかありません。
魂に限らず「精神世界のお話し」は、すべてが形而上的なので、読者の皆さんは殆どが現実に体感することなく、単にそういうものだと信じ込んでいるだけなのです。
さらに言えば、この3次元現実についても、誰もが常識だと思っているものも、その殆どは自ら体験したものではなく、みんながそう言っている、教科書にそう書いてあった、どこかのニュースで流れていた、という類のもので、自分自身で体験したものは殆どありません。
しかし、頭で理解する思考や知識と、実際の体験には、途方もない違いがあります。何事も百聞は一見に如かず。手近な例で言えば、外国旅行のVLOGを何回見ても、実際の土地の匂い、出会う人のエネルギー、料理の味、治安状況などは分かりません。
精神世界も全く同じことで、たくさんの本を読み、SNSで情報を集めて、どうやらこの説が正しそうだ、という結論に達したとしても、それは、どの宗教が一番ご利益があるか、を選ぶのと大差なく、当たるも八卦当たらぬも八卦、結局は「あなたがそう信じている」という信念体系に組み込まれたということでしかありません。
もちろん、自分で体験したからといって、それがいつも正解とは限りません。しかしそれでも、人の言っていることを鵜呑みにしたり、教科書に書いてあるからそうに違いないと信じ込んだりするより、余程、納得できますよね。
■精神世界を実際に体験する方法
所詮、わたしの限られた人生経験からのコツですから、皆さんにそのまま適用できるという保証はないのですがご参考まで。
・心の底から「体験させて欲しい」と宇宙にお願いする
体験がどのようなものであっても構いません。ただし、3次元現実に関するものは無効です。宝くじに当たりたい、というようなエゴの欲望に基づくものは、特にダメです😅
一回だけお願いして後は放置、などという説がありますが、真剣に叶えたいと思っていれば、いつも意識のどこかにあるはずで、それで構いません。今日もダメだった、やはりそんな体験は叶わないだろう、と疑うことは禁物です。
ややテクニック的ですが、「自分の顕在意識に残るように」お願いしておくことも大事です。次元の異なる波動を体験しても、殆どの場合、顕在意識では直接感知できません。ですから大抵、睡眠中に顕在意識が遠のいたときに現れる(明晰夢)のですが、さらにそれを顕在意識に印象づけ、起きたときに思い出せるようにお願いしておくことが大事です。
・体験の種類
テーマに選びながらいうのもなんですが、魂とは何か、というような抽象的なものは、難しいですね。ひょっとすると、解脱した人が夢枕に現れて、魂とはこうだ、と教えてくれる可能性が全くない、とはいいませんが、むしろ「死後の世界を覗いてみたい」とか、「宇宙人に会いたい」、「別の星に行ってみたい」など具体性のある方が良さそうです。ただし、単なる興味本位でテーマを選んでも望み薄です。本気でそう思えるものなければなりません。
もし本気で思えるものがない、ワクワクできるものがないなら、いまはその時期ではない、ということです。
・心の状態を整える
日常生活の悩みや執着で心が乱れているときは、異なる次元の波動をキャッチできません。心が穏やかなことは、前提条件の一つですし、ワクワクして待てれば最高です。
私自身の「むかし話」の体験のいくつかや、モンロー研究所のプログラムでの体験の殆どは、事前にお願いしたものです。なかでも2020年7月25日のモンロー研プログラムのセッション中に、顕在意識でワンネスを体験できたことは印象深かったのですが、顕在意識での体験は、ある意味で「想定外」でした(その状態は数日続きました)。
★おまけ
他人の話は当てにならない、と言ったばかりですが、臨死体験のいくつかは、かなり「事実」に近いのではないか、と思っています。もっとも、臨死体験のなかで、キリストに会った、とか、近親者に会った、というのは、ご本人にとっては「事実」でしょうが、個人の信念体系やエゴ意識に影響されている可能性が大きいので、どうかな~? と思っています。
次の動画は、一度ご紹介したかもしれませんが、臨死体験には珍しく、「魂がどういうものか」について言及しています。臨死体験そのものは12分頃までですが、残りの部分も面白いですよ↓

わたしがこの臨死体験動画にシンパシーを感じるのは、今まで個人的に体験した超常現象と重なる部分が非常に多いからかもしれません。
もっとも、3次元世界にいながら、わざわざ波動の異なる世界を覗きみようと努力しなくても、死んでしまえば否応なく3次元世界を離れるわけですから、そんなに焦る必要はありません。
死ぬ瞬間に、3次元への執着をすべてを手放せれば(あなたの波動が十分に高ければ)、自然に無条件の愛に包まれて、あなたが向かうべきところに運んでもらえるでしょう😍
そういう意味では、常日頃から、トラウマを癒し、執着を手放なすなど、「死ぬ準備」をしておくのが大事かもしれません。そのタイミングは明日かもしれないので😁
次回の投稿は6月中旬を予定しています♪
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