少し間があきました。季節は進み、暦の上では、もう春ですね♪
１月中旬と２月初めに白内障手術をしました。視界もクリアーになり、日常生活は何とかメガネなしで過ごせそうです。医療技術の進歩に感謝!!
■旅の終わり？
前回の投稿で、「わたしが消えた」というお話をしました。しかし、日常生活には何の変わりもありませんし、周囲から見ても、今までと何も変わっていないように見えると思います。
それでも「『わたし』はいない」という感覚（気づき）は消えることなく、内側で深く根付き、静かに浸透しているように思います。細かく表現するなら、今まで慣れ親しんできた個の「わたし」と、「わたしの世界」全体を俯瞰している「何か」が共存している感じです。
振り返ってみると、精神世界の探求を始めてから、「自分とは何か」という問いが現れ、「自分とは、肉体ではない、感情でもない、記憶の集積でもない・・・」というように、「〇〇ではない」という否定が続きました。
そして最終的に、分離・独立した「自分」という概念が、単なる幻影、３次元的思考の産物だと気づいた、つまり「存在しないものを一生懸命探求していた」というブラックジョークだったのです。それが分かっただけでも良しとしなければなりません😩
そして、この３次元的「世界とわたし」という思考、信念が、二元性、分離を生み出している、ということらしいです。自分が世界のなかで独立して存在していると考えるから、「自分を守らなければならない」、「もっと良い自分にならなければならない」、「自分にはやるべきことがある」・・・しかし、自分がなければ、何もする必要がない、変わらなければならないものもない、葛藤はすべて消えてしまうのです😲
このような感覚が「わたしはいない」に到達した方に共通しているのかどうかは分かりませんが、非二元論を唱える方のなかには、「これですべての探求はおしまい」「ただ、それがあるだけ」という「結論」に至っておられる方もお見受けします。すべては意味などない、理解する必要もない、ただあるだけ、という先覚者の言葉も数多くあります。
しかし、そんなに簡単に結論に至れるものなのか？ 少なくとも、なぜいま、この３次元現実を体験している（ように感じる）のか？ 何か意図、目的が秘められているのではないか？
３次元の私（以下、単に私）としては、意味がない、必要がない、と簡単には引き下がれません😎
とは言いつつも、「自分」という個があって、それが進化・拡大していくのだ、と信じ込んでいたファンタジーの土台が崩れてしまったので、「わたし」らしきものが存在する構造（宇宙）と仕組みについての謎は深まるばかり･･････。わたしがいないのに、アセンションとか、シフトとか、宇宙人と交流するとか、一体どんな意味があるんでしょう？
まだまだ探求の旅は続きそうです😅
■ネドじゅん式呼吸法との関係
先日、ご紹介した呼吸法は、実際に雑念（自動思考）を鎮める方法として一定の効果があるようです（人によるかもしれません）。一ヶ月ほどして殆ど雑念が消え、いつも何となくハッピーという時期がありました（その後、「左脳の逆襲」もありましたが）。今でも、思いついたときは、ときどき使っています（「わたしがいない」以降は、雑念が湧いてもさほど気にしなくなりました）。
では、ネドじゅん式呼吸法が、「わたしが消える」に繋がるのかというと、おそらく繋がらないと思います。というのも、ネドじゅんさん自身、「わたし」が存在していることを前提としていますし、「わたしにはお役目がある」とやる気マンマンのご様子です😅
因みに、ネドじゅんさんは年明けに新しい本を出しておられますが、それ以前の内容の焼き直しに、少し新たな左脳的ストーリーを付け加えたぐらいなので、読む必要はないかな、と思います。
では、「わたしがいない」という感覚（境地？体験？）に至る方法論はあるのか？ 残念ながら、ある日、突然、それは起こるとしか言えません。人それぞれで、花粉症の発症のようなものかもしれません😨
■もうひとつの気づき～あなたが意識するとき世界がある
「わたしはいない」のあとに、別の気づきもありました。『あなたが意識するとき「あなたの」世界がある』というものです。そんなの当たり前じゃないか！ と思われるかもしれません。
同時に、「わたしはいない」のに、「あなた」は存在するのか、と突っ込まれそうなのですが、言葉で説明しようとすると、そう言うしかありません。別の言い方で説明するなら；
・物質的な世界（宇宙）は、客観的な共通の事実としては存在しない
・自分の周囲に存在すると信じ込んでいる世界（宇宙）は、人として成長する過程で形成された思い込み（記憶、想像）に過ぎない
・「世界」のなかに「あなた」が存在するのではなく、「あなた」が「世界」を創造し、観察している
・意識（注意）が向けられたときのみ、世界（宇宙）が映し出される
というものです。３次元現実という「幻想」を創造している「何か」が「３次元の自分」を通じて観察している、ということらしいです。
非二元論では「いまここ」しかない、といわれますが、究極的には「いまここ」も客観的には存在しない、「わたしがいない」ように「世界もない」ということです。
量子論の「認識したとき、初めて存在が決定される」という仕組みと同じですね。量子論では、超ミクロの世界でのみの現象とされていますが、ミクロの領域で観察される「事実」は、我々が「現実」と思っているマクロの世界にも適用されている、ということかもしれません。「ミクロの領域のみで起こる」という説明は、どこかモヤモヤして、マヤカシがあるようにも思いますよね😁
★おまけ～本の紹介
深まるばかりの謎を何とかしたい、と思っていたところ、ヒントとなる本が現れました。ロシアの元量子物理学者という触れ込みのヴァジム・ゼランドという人が書いた本です。2023.11.4の初版ですが、2025.1.23で第12刷です。精神世界の単行本では相当のヒットですね。大きな書店では平積みで並んでいます。
ネドじゅんさんの呼吸法が小学生向けだとすると、こちらは大学生向けで、方法論を完全に実践するのはかなり難しいかも😩
本の帯には「引き寄せを超えるメソッド」と書いてあり、「自己実現」（なりたい自分になる）、「３次元現実の創造」の方法を書いた本で、大部分は「譬え」で書かれています。おそらく説明する「言葉」がないのでしょうね。「タフティー」という主人公の巫女さんも架空の存在だと思います。
私にとって興味深かったのは、自己実現や現実創造の方法論ではなく、前提となる宇宙観や仕組みでした。３次元の背景の奥深く（多層的次元）については、言葉を濁してキチンと説明していないのですが、パラレル世界やジャンプなどについてのアイデアは示唆に富むものでした。（1911年７月14日にイタリアからロンバルディアに向かう列車が忽然と姿を消し、1840年にメキシコで20世紀の身なりをしたイタリア人104人が発見され、「ローマから列車できた」と主張したため全員が精神病院に送られた、という「実話」を初めて知りました😲）
「人生は映画フィルム」という譬えは今まで何回も耳にしていますが、私自身の気づきとリンクする新たな切り口（視点）が示されていて、混乱したアタマが少し整理されました。
今回の投稿内容がサッパリ分からない、という方は、この本を読むと、あ～そういうことを言いたかったのね、となるかも。この本を読むことになっている人は、自然に手に取るでしょうから、あえて推薦は致しません😁
★おまけの２～シフトについての光の連合のコメント
シフト（イベント）について、光の連合が少し面白いことを言っていたのでご紹介します↓
日本語訳↓
日本語訳版では９分３０秒以降、禅問答的ではあるのですが、あらゆる外部的なイベント（光の柱、モノリス、ロックダウンなど）は本質的にはどうでも良いことで、もっとも重要なイベントは「自分自身の力（光）に気づくことだ」「あなたの本質は光だ」と言っています。
個人的な過去の超常体験からいえば、「光」にもっとも近いのが「天国」の一瞥体験だと思いますが、はたしてそれが光の連合がいう「本質の光」なのかどうか？
いまの３次元地球において、私自身は「実現したい自己（なりたい自分）」は思いつきませんし（若返りとか？）、３次元現実の外側についても、ホンの一部を垣間見たことがあるだけなので、「なりたい存在」もイメージできません。
自分本来の能力？ を取り戻して、宇宙全体の構造、仕組みを理解し、時空を自由に旅できるようになりたいものです。「それを実行した結果、いまここにいるのでしょう？」という声がどこからともなく聞こえてきそうですが･･･
次回の投稿は３月中旬以降の予定です！
皆さまが光と愛で包まれますように♥
激動の時代に 光と愛の伝道者として輝きますように😍
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