もうすぐ梅雨入りと聞くと、何となく鬱陶しいような気がしますが、これも単なる思考パターンの癖、永年の刷り込みなんでしょうね😅
3次元の我々は、一つの体に一つの意識、つまり「自分≒体」に慣れてしまっているので、体とは関係のない意識そのものについて、想像するのが難しいかもしれません。
というわけで、そもそも意識とは何か、どんな働きがあるのか、について、今日は少し紐解いてみようと思います。といっても、難解な話で深堀するとキリがないのですが、誤解や間違いを恐れず、なるべく簡単にまとめたいと思います😅
■3次元意識の2つの作用
一般に意識=思考と思いがちですが、「思考」は機能の一つで、もう一つの働きは「気づき」です。一般には、気づきを「右脳の働き」(受動的)、思考を「左脳の働き」(能動的)と呼んだりしますが、我々が「世界」を認識するためには、両方の働きが必要です(陰と陽の働き、という人もいる)。
本来の「気づき」は、3次元に限らず、すべての波動(情報)を受け取る能力です。3次元の我々は、意識が肉体に強く紐付けられているので、3次元レベルの「気づき」にフォーカスしていますが、瞑想などによりその紐づけを緩めて、他の次元の波動を感じ取ることは可能です。(第六感などはその一例です)
しかし、気づきの作用だけでは、イメージ(波動)がランダムに絶え間なく入って来るだけで、自分にとって「意味」を成しません。入ってきた情報を整理、分類し、自らが認識、理解できるような体系に整理する力が「思考」です。
「思考」には顕在的な思考と潜在的な思考(潜在意識)があり、我々が普段、世界を認識するときに使っているのは、主に潜在的な思考(パターン化されたもの;記憶)です。人間世界では、言葉によってすべての事象に名前が付けられ、その事象の本質とは無関係に、「言葉による抽象的な見せかけの共通認識」が存在します。人が同じ世界に住んでいると思っているのは、この共通認識、潜在的な思考(記憶)のたまものです。この世に生まれて以来、親や社会に教えられてきた「世界の見え方」に合うように情報が整理され、3次元世界を見ているんですね。
一方、俗に我々が「考える」という意味において使う「思考」は、「顕在的な思考」で、一度にひとつのことしか処理できません。また、集中し続けるのが難しいのはご存じのとおりです。「集中」を維持できれば「創造力」として機能させることもできますが、こだわりや捉われ(パターン化)となってしまうことも多々あります。
3次元を超えた次元や時空を認識するためには、潜在的、顕在的な「3次元思考」の働きを鎮め、純粋な「気づき」を使う必要があります。
ただし、気づきの作用だけでは、先ほど述べたように、ランダムで無意味な情報の羅列になってしまう可能性が高いので、自分にとって意味ありの整理された情報を得るためには、気づきの状態(瞑想状態)に入る前に、目的を予め設定をしておくか、魂意識(ハイヤーセルフ)に導いてもらうように依頼しておくのがお薦めです(3次元的な利己意識が入るとうまくいきません)。
なお、気づきの状態(肉体の五感は鎮まっているが意識は起きている状態)は、維持することが難しいうえに、3次元意識(自我)が、得られた情報に「3次元的な意味を与えたがる」という点には注意が必要です。別次元の情報に3次元的な意味を与えることは、そもそも無理があるのですが、思考(自我)が意味を求めたがるため、分析、整理してストーリーを作ってしまうのです。
SNSで流布されている未来予測、「大災害が起こる」「宇宙人が人類を救済する」的なものは、仮に発信者本人の体験であったとしても、断片的に得た情報に基づいて、自我の思考によって作られた独自の(架空の)ストーリーであることが大半です。私自身、何回もこの罠にハマりました😩
■「わたし」はハイヤーセルフ(魂)の一部
ご存じの方が多いかもしれませんが、3次元の我々の意識は、ハイヤーセルフ(魂)という大きな意識の一部分です。「部分」というと、手足のようなイメージがありますが、ハイヤーセルフの多重的な意識の一つの状態、「夢の状態」という方が近いような気がします。
魂意識とはどんなものか、を知る手がかりは、臨死体験にあります。臨死体験に出てくる「ホーム」、天使やキリストに会うといった体験は、魂意識に帰還したときに起きる現象です。天国に行きついたとか、神様(キリスト)と遭遇したと誤解しますが、実は、魂意識が作り出したイメージを体験しているだけです。魂意識は、「個」の体験の集積であり、「個」の自分が想像できるものはすべて既知のものであって、即座に実現されてしまいます。なので、神様と出会うとか、天国に到達した、とか思っちゃうわけですね😇
臨死体験のなかには、稀に「魂意識」を超えて、さらに上位の拡大した波動領域にまでアクセスしているものがありますが、内容を読めば、自ずとその違いが分かります。
ところで、スピリチュアル世界は映画「マトリックス」のようなものだ、といわれることがありますが、映画マトリックスでは「夢」と「現実」が1対1で対応しています。つまり誰か一人が「夢」をみて、夢のなかの一人になる、という設定となっています。
しかし、実際には、いくつもの「3次元的な夢」が「同時に」存在しています。これが過去世、未来世、パラレル世界と呼ばれるもので、地球以外の別の惑星のものも含まれます。さらに、それぞれの世界は、アーカイブされているのではなく(倉庫に入った単なる記録ではなく)、「生きている」ので、いかようにも編集が可能らしいです😲 そんな流動的なものだと言われてしまうと、いまの人生を真面目に生きている意味が分からなくなりますが・・・
■「魂意識」はさらに上位の「グループ意識」の一部
これまでのところで、魂意識は、より上位の時空(波動)にある包括的な存在、という感覚を何となく掴んでもらえたでしょうか。
しかし魂意識も、さらに上位のグループ意識(統合意識)の一部であり、そのグループ意識もさらに上位の意識形態の一部である、ということらしいです。
3次元での経験が満了すると、「3次元の夢」を見る必要はなくなり(見たくなくなって)、いわゆる5次元以上の波動で、さらに上位の意識の部分として機能することになります。これが意識の進化、拡大と呼ばれるものです。
魂意識が惑星レベルとすると、恒星(太陽系)レベルの意識、銀河系レベルの意識、銀河群の意識・・・というような発展段階らしいのですが、具体的にどのような意識状態なのか、想像もつきません・・・😲
■体外旅行
別の時空や宇宙に飛んでいく「体外旅行」は、自分の意識を媒体(肉体など)から抜いて、純粋の意識波動に戻り、そこから別の「夢」(世界)に入る、という原理です。だから、空間的距離や時間距離が遠いように思えても、一瞬で到達できるんです。
いわゆる体外離脱と似た仕組みですが、通常の体外離脱は別の媒体(例えばエーテル体)を持っていますので、行先はその媒体の波動が対応できる範囲に限定されてしまいます。
エーテル体でも宇宙人と出会うことは可能ですが、これは相手がこちらの希望をキャッチして、波動を調整してくれる場合に限られます。
ご参考;むかし話「UFO乗船」↓
宇宙人のチャネリングメッセージのなかに、「意識を使って集中し、別の時空に出る」とか「太陽系に現れる」、「宇宙船とは意識体である」という表現が出てきますが、これも同じ仕組みを表現しています。宇宙では、恒星系(太陽系など)が一つの基本的な単位であり、ある種のバブル(独立した時空)を形成していて、そのエネルギー状態を見計らって特定の位置から出入りする、ということらしいです。
熟達した人が瞑想によっていろいろな次元、宇宙を訪れるのも、モンロー研究所のプログラムで、ヘミシンクを使って別の時空を訪問するのも、同じ原理です。しかし、肉体を持った我々は、どうしても3次元波動に引っ張られてしまうので、純粋な気付きの状態を維持するための修練はそれなりに必要ですし、ジャンプするためには、魂意識や上位の意識集団の助けが不可欠です。
我々にできることは、肉体、感情体、精神体のアンバランスを修正し、主要なチャクラの機能を十分発揮できるよう活性化して適切なタイミングを待つ、ということだけなんです。
一度でも体外旅行を経験すると、世界、人生の見方が変わってしまいますし、ワンネスの波動を多くの人が経験するようになれば、争いなど消えてなくなり全く別の世の中になると思いますが、結局、これもニワトリと卵なんですよね😅
今日も長々と、3次元生活には全く役に立たない雑談にお付き合い下さいまして、ありがとうございました♪
皆さまが光と愛で包まれますように♥
激動の時代に 光と愛の伝道者として輝きますように😍
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